スイフトトレーダーコラム
【スマホ版】Swift TraderのMT5使い方完全版
Swift Traderでは「MT5」でのトレード環境を提供しています。MT5は高機能かつ高速処理を実現しており、世界中のトレーダーから愛用されているツールです。
とはいえ、MT5の扱い方に複雑なイメージを持っている方も少なくありません。実際に「基本的な扱い方・トレード方法がわからない…」という初心者の方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事ではSwift TraderのMT5の使い方について解説します。初めてMT5を利用する方でも迷わないよう、図解付きで使い方を紹介していくのでぜひ最後まで記事をご覧ください。
Swift TraderでMT5を使う前の準備
Swift TraderでMT5を使うためにも、以下の3つの事前準備が必要です。
MT5を使う前の準備
- Swift Traderの口座開設
- 取引口座のアカウント開設
- マイウォレットへの入金
Swift Traderの口座開設
Swift Traderの登録がまだの方は、まずは無料口座開設から済ませてください。口座開設では難しい作業は一切必要なく、以下の手順から最短3分で申請を進められます。
Swift Traderの口座開設手順
- メールアドレス等の登録
- メールアドレス認証を進める
- 顧客・雇用情報等の入力
- 本人確認書類・セルフィー写真の提出
口座開設で必要になるのは、メールアドレスとIDカードや運転免許証といった本人確認書類のみです。新規ユーザー向けの口座開設ボーナスも用意しているので、ぜひ以下記事を参考に口座開設を進めてみてください。
【Swift Traderの口座開設方法】初期設定の流れやボーナス情報も徹底解説
取引口座のアカウント開設
Swift Traderの口座開設完了後は、取引口座のアカウント開設を進めましょう。Swift Traderではさまざまなトレーダーのニーズにマッチした、5つの口座タイプを提供しています。
Swift Traderが提供する口座タイプ
- Standard:幅広いユーザー層に対応した一般口座
- Mini:Standardよりもリスクが抑えられた口座
- Micro:1,000通貨と少額トレードに対応した口座
- Pro:スプレッド幅がより優遇された口座
- ECN:短期トレードに最適な上級者向けの口座
ライブ口座・デモ口座ともに、最大10アカウントまで作成可能です。Swift Traderのポータル上から、以下の手順で取引口座のアカウント開設を進めてください。
取引口座のアカウント開設手順
- メニューから「アカウント開設」をタップ
- アカウント開設に必要な項目設定を済ませる
- 「アカウントを作成する」をタップ
作成したアカウント情報やMT5のサーバー情報が表示され、MT5へのログインを進められるようになります。その後の流れや詳しいアカウント開設手順については、ぜひ以下の記事をご参照ください。
【Swift Traderの口座開設方法】初期設定の流れやボーナス情報も徹底解説
マイウォレットへの入金
すぐにMT5でトレードができるよう、Swift Traderのマイウォレットへ入金を進めましょう。Swift Traderでは日本円・仮想通貨など、それぞれの通貨にあった入金方法を用意しています。
ボーナス種類 | ボーナス額 | ボーナス上限 |
---|---|---|
新規口座開設ボーナス | 15,000円 | – |
初回入金ボーナス | 入金額の150% | 10万円 |
2回目以降入金ボーナス | 入金額の50% | 100万円 |
上記の各種入金方法でルールや手順には違いがあります。入金方法について詳しく知りたい方は、ぜひ以下記事をご参照ください。
【Swift Traderの入金ガイド】ルールや入金できない時の原因・対策も解説
【Swift Traderの仮想通貨入金方法】4つの入金ルールも解説
【Swift TraderのSTICPAY入金方法】クレジットカード対応の入金手順を解説
Swift TraderのMT5の使い方【ダウンロード・ログイン方法】
ここでは、MT5のダウンロード・ログイン方法について解説します。ぜひ上記で解説した事前準備を済ませたうえで、MT5の準備も進めてください。
MT5のダウンロード方法
MT5はSwift Traderポータルのダッシュボードからダウンロードを進められます。画面上部にあるダウンロードアイコンをタップ後、お手持ちのデバイスにあわせてMT5のアイコンをタップしてください。
AndroidならGoogle Play、iOSならApp Storeのダウンロードページに移動します。そのままアプリストア経由でMT5のダウンロードを進めてください。
MT5へのログイン方法
MT5のダウンロード完了後、アプリを開いて取引口座にログインしましょう。メニューから「設定」を選択後、「新規口座」をタップ。画面上部のプラスアイコンをタップしてください。
ログインする証券会社の検索を行います。検索窓に「Swift Trader」と入力後、検索結果として表示された「Swift Trader Ltd」をタップしてください。
MT5で取引口座にログインする前に、ログイン情報を確認しましょう。取引口座のアカウント開設時に、Swift Traderで登録したメールアドレス宛にログイン情報が通知されます。メール内に記載されたログインID・パスワードをチェックしておいてください。
MT5に戻り、サーバーへのログインを進めます。確認しておいたログインID・パスワードを入力して「サインイン」をタップ。無事トレード画面が表示されればログイン完了です。
Swift TraderのMT5の使い方【各種メニュー】
MT5へのログイン完了後は、一通り各種メニューに触れて扱い方を理解していきましょう。ここでは、MT5の各種メニューの概要やよく利用する機能の扱い方について解説します。
MT5の各種メニューの概要
まずは以下の各種メニューの概要や役割から解説します。
MT5の各種メニュー
- 気配値
- チャート
- トレード
- 履歴
- 設定
気配値画面
気配値画面では24時間での変動率や売気配・買気配など、各種通貨ペアの価格情報をチェックできます。登録した通貨ペアを一覧表示でき、それぞれの価格情報を簡易的に表示してくれます。
各種通貨ペアをタップすれば、チャートや詳細画面に移動できるメニューを開くことも可能。また画面上部の検索窓を利用すれば、新たに監視したい通貨ペアの追加作業を進められます。
チャート画面
チャート画面では通貨ペアの値動きを視覚的にチェックできます。表示する時間足の切り替えやチャートへの描画にも対応しており、インジケーターの追加によるチャート分析も行えます。
またチャート画面のタップでメニューが開き、そのまま注文画面に移動することも可能です。画面右上部のアイコンをタップすれば、チャート上からの新規注文発注なども進められます。
トレード画面
トレード画面では取引口座の残高や有効証拠金額などをチェックできます。保有ポジションに対しての証拠金維持率も表示されるので、トレード時は逐一確認しておくのがおすすめです。
また画面上部のプラスアイコンをタップすれば、注文発注画面へ移動できます。保有ポジション情報は画面下に表示され、その都度現在レートや損益などの最新情報をチェックできます。
履歴画面
履歴画面ではトレード損益や入出金などの履歴を確認できます。画面上部のタブをタップすることで、ポジションやオーダーなどの括りで履歴表示を切り替えられます。
また画面右上部の時計アイコンをタップすれば、任意の期間を設定して履歴を表示させることも可能です。月単位でのトレード損益を集計したい時などにぜひ活用してみてください。
設定画面
設定画面ではMT5アプリ全般に関する細かな設定を進められます。画面下の「設定」をタップすることで通知サウンドや自動ロック、ニュースの有効化といった設定が可能です。
また画面上部のアカウント情報をタップすれば、ログイン済みの取引口座を一覧で確認できます。画面上部のプラスアイコンをタップすれば、新たに作成した取引口座のアカウント追加も可能です。
通貨ペアの追加・削除方法
メニューの気配値では、いくつかの通貨ペアがデフォルト表示されています。仮にチェックしたい通貨ペアが表示されていない場合は、手動で通貨ペアの追加を進めてください。
気配値画面上部の検索窓をタップすると、Swift Traderで取り扱う通貨ペア分類が表示されます。任意の分類をタップすると、対応する通貨ペアが一覧表示されます。
一覧表示された中から、追加したい通貨ペアを確認してプラスアイコンをタップ。気配値画面に戻ると、追加した通貨ペアが画面下に表示されます。
追加した通貨ペアを気配値から削除したい場合は、通貨ペアを左にスワイプさせてください。簡易メニューが表示されるので、ゴミ箱のアイコンをタップすれば削除を進められます。
インジケーターの追加方法
チャート画面でインジケーターを追加したい場合は、画面上部にあるFマークのアイコンをタップします。インジケーター画面が開くので、「メインウィンドウ」をタップしてください。
チャート上に追加可能なインジケーターが一覧表示されます。インジケーターの分類は以下の4つに分けられており、各種インジケーターはチャート上に制限なく追加できます。
追加可能なインジケーター分類
- トレンド:移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表など
- オシレータ:MACD・RSI・ストキャスティクスなど
- ボリューム:Volumes・MFIなど
- ビル・ウィリアムズ:フラクタル・アリゲーターなど
追加したいインジケーターを一覧からタップ後、期間やスタイルなどの詳細設定を進めてください。設定完了後に画面上部の「完了」をタップしましょう。
チャート画面上にインジケーターが追加されたことを確認してください。仮に設定を変更したい場合は、インジケーター画面から追加したインジケーターをタップすれば設定画面に移行できます。
表示しているインジケーターが不要になった場合は、インジケーター画面から削除を進められます。削除したいインジケーターを左にスワイプして、表示された「削除」をタップしてください。
スプレッドの確認方法
MT5上でスプレッドをチェックしたい場合は、メニューの「気配値」をタップしましょう。通貨ペア名の下にリアルタイムで計測されたスプレッド幅が表示されます。
上記のUSDJPYであれば、リアルタイムでのスプレッド幅は2.2pipsです。10万通貨・1ロットのトレードの場合、2,200円分のスプレッドがかかる計算となります。
各通貨ペアの平均的なスプレッド幅を知りたい方は、ぜひ以下記事をご参照ください。
【Swift Traderの手数料ガイド】他社との比較や負担を抑えるコツも紹介
スワップポイントの確認方法
各種通貨ペアのスワップポイントも、メニューの「気配値」から確認できます。スワップポイントを確認したい通貨ペアをタップして、メニューから「詳細」を選択してください。
詳細画面を下にスクロールすると、「買スワップ・売スワップ」が表示されます。また画面下からは曜日ごとのスワップレートの確認も可能です。FX銘柄については毎週水曜日に、土日分を含めたスワップポイントが付与・徴収される仕組みになっています。
スワップポイントの計算方法については、公式サイトFAQの「スワップ」で具体例を用いて解説しています。スワップ損益の求め方がわからない方は、ぜひFAQの具体例をご参照ください。
Swift TraderのMT5の使い方【入出金方法】
MT5の取引口座へ入出金を進める際は、Swift Traderのポータルからの作業が必要です。MT5上では入出金の反映確認しか行えませんが、ここでは必須知識としてポータルを使った入出金方法を図解します。
MT5(取引口座)への入金方法
MT5(取引口座)への入金は、ポータルの「もっと見る」の「資金移動」から進められます。あらかじめ日本円や仮想通貨をマイウォレットに入金した後、以下のとおり送金設定を行ってください。
MT5へ入金する際の設定
- 送金元:Wallet(JPY・USD・USDT)
- 送金先:任意の取引口座のログインID
- 金額:MT5へ入金したい額を入力
上記項目の設定完了後、「資金移動を実行」をタップします。その後MT5のトレード画面から、入金した資金が残高反映されているかを確認しておきましょう。
入金時の詳しい資金移動方法やルールについては、ぜひ以下記事もご参照ください。
【Swift Traderの入金ガイド】ルールや入金できない時の原因・対策も解説
MT5(取引口座)からの出金方法
MT5(取引口座)から資金を出金する際も、ポータルの「資金移動」を利用します。「もっと見る」から「資金移動」にアクセス後、以下のとおり送金設定を進めてください。
MT5へ出金する際の設定
- 送金元:任意の取引口座のログインID
- 送金先:Wallet(JPY・USD・USDT)
- 金額:取引口座から出金したい額を入力
マイウォレットへ資金振替する過程では、JPYからUSDやJPYからUSDTといった資産の換金が可能です。その際は、送金先を換金したい通貨のマイウォレットに変更しておきましょう。
出金時の詳しい資金移動方法やルールについては、ぜひ以下記事もご参照ください。
【Swift Traderの出金ガイド】ルールや出金できない時の原因・対策も解説
Swift TraderのMT5の使い方【トレード方法】
取引口座へ資金移動を行ったら、MT5を使っていざトレードを進めましょう。ここでは実際にUSDJPYのトレードを進めながら、新規注文やポジションの決済方法を解説します。
MT5でトレードする方法
- 注文画面を開く
- 注文設定を進める
- ポジションを決済する
STEP1:注文画面を開く
まずは注文画面を開きましょう。MT5では以下の3通りから注文画面にアクセスできます。
注文画面を開く方法
- トレード画面から開く
- 気配値画面から開く
- チャート画面から開く
トレード画面では以下のとおり、画面上部のプラスアイコンをタップすることで注文画面を開けます。3通りある注文画面の開き方の中でも、最もシンプルでわかりやすい方法です。
気配値画面では通貨ペアをタップし、表示されたメニューから「トレード」をタップすることで注文画面を開けます。ざっくりと通貨ペアの値動きを把握したうえでトレードしたいという方は、ぜひ気配値画面から注文画面を開いてみてください。
チャート画面では任意の通貨ペアのチャートをタップし、表示されたメニューから「トレード」をタップすることで注文画面を開けます。じっくり通貨ペアを分析したうえでトレードを進めたい方は、ぜひチャート画面から注文画面を開いてみてください。
STEP2:注文設定を進める
続いて、開いた画面から注文設定を進めます。MT5の注文画面は以下のとおり、各種項目の設定を進めてから注文発注が可能です。
①通貨ペア | 取引する通貨ペアの選択 |
---|---|
②注文方法 | 成行・Limit・Stop・Stop Limitから選択 |
③取引数量 | 手入力もしくは左右の数字をタップして変更 |
④TP/SL | 利確・損切りラインの設定 |
⑤注文ボタン | 売り・買いをタップして注文発注 |
特に注文方法は売り・買いあわせて7種類用意されており、初心者の方にとっては扱いに迷いやすいのではないでしょうか。以下で注文方法別の特徴や設定項目をまとめたので、ぜひトレードの際にご活用ください。
注文の特徴 | 設定が必要な項目 | |
---|---|---|
成行 | 市場価格で即座に約定 | 取引数量 |
Buy Limit | 市場価格よりも安い価格帯で買い注文を入れる | 指値価格取引数量 |
Sell Limit | 市場価格よりも高い価格帯で売り注文を入れる | 指値価格取引数量 |
Buy Stop | 市場価格よりも高い価格帯で買い注文を入れる | 指値価格 取引数量 |
Sell Stop | 市場価格よりも安い価格帯で売り注文を入れる | 指値価格 取引数量 |
Buy Stop Limit | 市場価格よりも高い価格帯に到達後、指値で注文を入れる | トリガー価格指値価格 取引数量 |
Sell Stop Limit | 市場価格よりも安い価格帯に到達後、指値で注文を入れる | トリガー価格指値価格 取引数量 |
ここでは成行注文を活用した注文発注例を紹介します。以下画像のとおり、注文方法を「成行」に設定。取引数量と利確・損切りラインを任意で設定後、「成行買い」をタップすれば注文発注完了です。
注文発注完了後、トレード画面を開くと画面下にポジションの損益情報が表示されます。
利確・損切り位置を注文画面で設定しましたが、注文発注後にチャート画面から利確・損切り設定を進めることも可能です。チャート上に表示されたエントリーラインをタップすれば、TP・SLをチャート上で設定できます。各種ライン設定後、画面下の矢印アイコンから注文変更を進めてください。
STEP3:ポジションを決済する
手動でポジションを決済したい場合は、トレード画面から決済を進めてください。画面に表示されたポジションをタップした後、メニューの「ポジション決済」をタップします。
決済画面が開くので、決済数量の設定を行ってください。最後に「市場価格で〜決済」をタップすればポジション決済完了です。メニューから履歴画面を開くと、先ほど決済したポジションの損益や決済時間等をチェックできます。
Swift TraderのMT5の使い方でよくある質問
最後に、Swift TraderのMT5の使い方でよくある質問について回答します。
MT5にログインできない時の原因・対処方法は?
ログインできない時に考えられる原因は以下の3つです。
MT5にログインできない原因
- ログインID・パスワードの入力間違い
- ログインサーバーの選択間違い
- パスワードを忘れている
ログイン情報やログインサーバーの選択等を間違えている場合は、情報が正しいかを確認して再度ログインを進めてください。
仮にパスワードを忘れてしまった場合は、ポータルのダッシュボード上からパスワードの再設定を行ってください。パスワード再設定の流れについては、以下記事からご確認いただけます。
Swift Traderのポータル(マイページ)の使い方・見方を画像付きで解説
Swift TraderはMT4にも対応していますか?
現状Swift Traderが対応する取引プラットフォームはMT5のみです。
今後はMT4を含む取引プラットフォームへの対応を予定していますが、現状はお使いのデバイスにMT5をダウンロードしてからトレードを進めてください。
MT5で別の取引口座に切り替える方法は?
すでにログイン済みの取引口座であれば、設定画面から切り替え可能です。画面上部のアカウント情報をタップし、口座一覧から利用したい取引口座を選択してください。
MT5上でログインパスワードの変更は可能ですか?
MT5上でも取引口座のログインパスワード変更は可能です。設定画面からアカウント情報をタップし、パスワード変更したい取引口座をタップしてください。
詳細画面が開くので画面下の「パスワード変更」をタップします。メニューが表示されたら、「マスターパスワードの変更」をタップしてください。
あとは現在のパスワード・新規パスワードを入力して、画面上部の「変更」をタップするのみです。新しいパスワードはすぐに忘れないよう、メモ等に記録して保管しておいてください。
MT5にカスタムインジケーターは追加できますか?
MT5のスマホアプリはカスタムインジケーターの追加に未対応です。カスタムインジケーターを用いてトレードを進めたい場合は、パソコン版のMT5を利用してください。
Swift TraderのMT5の使い方まとめ
MT5に慣れていない方からすると、Swift Traderでトレードを進めるのが難しく感じるかもしれません。しかし、基本的な扱い方さえマスターしておけば、初心者の方でもスムーズにMT5でトレードできます。
今回解説した各種メニューやトレード方法は、この記事を通してバッチリ理解しておきましょう。MT5の扱い方で困った時にすぐ見返せるようにするためにも、ぜひこの記事をブックマークしておいてください。